今年も大掃除の季節がやってきました。
ところで年末の大掃除と聞くと、どんな気持ちになるでしょうか?
「今年も終わるんだな~。やっぱり新年は気持ちよく迎えたいな~。」とかですかね?
私は毎年「大掃除をして新年を気持ち良く迎えたい!」と意気込んでいますが、なかなか重たい腰が上がらないというのが現状です。
風水生活を始めて物事をスムーズに行動に移せるようにはだいぶなったと自覚しています。でも大掃除はどうも納得できていない・・・。
そこで今年の大掃除こそ無理なく簡単にできるよう私なりに計画を立ててみました。
すると1回の掃除に時間をかける必要がないということがわかりました。
計画を立てる手順や方法をお伝えします。
今年もあとわずか!大掃除を無理なく簡単にこなし、気持ち良く新年を迎えましょう!
大掃除を無理なく簡単にする方法
気になる所を箇条書きしていく
まず私は、普段生活をしていて掃除や汚れで気になる所をノートに箇条書きに書いていきました。
ここでのポイントは書く順番は気にせず、とにかく思いついた所をどんどん書いていくということと、掃除したい所をなるべく狭い範囲で書くということです。
例えば下記のような感じです。
- 台所の換気扇
- 浴槽の鏡
- 冷蔵庫の中
- 書斎の棚の中
- スパイス置き場
という具合です。
これを大きな範囲で書くと
- キッチン
- 風呂場
- 書斎
となりますが、ここではあえてそうは書かず、できるだけ細かく分けて書いていきます。
なぜこうしたかというと、大掃除というだけで避けたくなるからです。
1日を費やしやるか~と思うと、それだけで私は嫌になります。
日々トイレ掃除や5分掃除をやっていますが、それらは何時間、なん十分すらかかりません。
ほんの数分で終わるから続けられているし、毎日やることで汚れが蓄積しないため手間もさほどかかりません。
でも大掃除は普段できない所をやります。
日々の掃除とは手間も時間もかかります。
できるだけ狭い範囲にすることで、1つの掃除にかかる時間が短くなります。
それともう1つ細かく書くことには理由があります。
それは、やる所が可視化されるということです。
私の今までの失敗談ですが、いざやるぞ!と思っても、いろいろやるべき所があると、どこから手をつけたらいいのだろう?とかやり始めて予想外に時間がかかり、結局全部終わらなかったり、その日の疲れを引きずって、後は手つかずで終わってしまったり・・・。
でもやることを細かく書きだすことで、掃除の日程が組みやすくなり、いざやる時に迷わないのです。
その中のどれか1つでもやればいいのですから。
でもご安心を。日程といってもそんなキッチリしたものではありません。
では次にその方法を見てみましょう。
カテゴリー別に分ける
まずは箇条書きで書かれた下の行に違う色のペンで下記のように書いていきました。
例
・浴槽鏡
休みの日
・窓
休日で天気のいい日(カーテンもついでに洗いたいから)
・リビング
夫がいる休日
・キッチンまな板を置く所
5分掃除
というぐあいです。
始めにカテゴリーを決め、そのカテゴリーに当てはめるわけではありません。
「あ~これなら仕事の日でもできるな~。」とか「休みの日じゃないと無理かな~。」というぐあいに、感じたままをただ書いていきます。
そう、この作業も難しく考えずに行います。
1つ1つカテゴリーをふって見ていくと、晴れている方が要領よくできる掃除もあれば、いつでも一人でのんびりとできる掃除もあります。
それを休みの日に大掃除としてまとめてやろうと思うから嫌気がさるのですが、カテゴリーをふることで、そうでないことがわかり、大掃除への抵抗がぐんと減っていくのを実感できますよ。
しかも、1日のうちのほんの数分~数10分使うだけでのすむ掃除が多いということがわかります。
例えばシンクやコンロ周りの掃除。
私はまな板を使う時や空き缶やペットボトルを洗って乾かすのにその場所を使うのですが、そこはメラニンスポンジでキレイになるので、日々の5分掃除で徐々に終わらせることができます。
このように、やりたい所を箇条書きして可視化することで、今できることや、タイミングを見ないとやりずらい所、人の協力が必要な所をはっきりさせることができます。
これは頭でわかっているだけでは、行動になかなか移せないもので、書いて可視化することが行動に繋がっていくと思います。
次にノートの別のページにカテゴリーごとに書いていきます。
例えば下記のような感じです。
・5分掃除
脱衣場床
玄関タイル
1階トイレ床
コンロやシンク周り
・休日にやった方がいい所
各換気扇
浴槽鏡
浴槽扉
各部屋壁
靴
窓
といった感じでまとめていきます。
こうすることでだいぶ整理されてきました。
ここで5分掃除とありますが、私がいろいろなことをチャレンジして続けられるようになれたのは、5分掃除がきっかけでした。
何をやっても続けられず、いつもイライラして、だからといってやることがわかっていても行動に移すことができなかった私を変えてくれたのが、この5分掃除です。
ここから風水を真剣にやってみようとのきっかけやヒントになり、今では仕事も私生活も前向きに生活ができています。
詳しい説明はこちらに書いてありますので、興味のある方は読んでみてください。
継続できる力を身につければ人生ががもっと良くなる!風水の基本掃除を上手く取り入れてより良い生活を手に入れよう!
たった5分の掃除ですが、ここから得た物はたくさんあります。
時間の使い方がだいぶ変わり、いろいろなことにチャレンジできるようになりました。
そのチャレンジの1つが家計簿で、別に無理に節約しているわけではありませんが、そのおかげで自炊が増え、月の食費が2万浮きました。
5分掃除を始めたことで、ちょっとしたきっかけで人は変われるということが実感できます。
なんで自分は何やってもダメなのだろう?
結果が出せないのだろう?
休みなのに何もしたくないし、何か楽しくない。
上記の事は今までの私です。
このような感情を抱いている方は特に5分掃除をおすすめします。
さて話はそれましたが、カテゴリー別に分けられたら、これで作戦会議は終了です。
後はそのリストを見て、1日1個その中の掃除をすればいいのです。
とはいっても1日1個やるのもキツイというのが本音だと思います。
でも大丈夫!そのために5分掃除というカテゴリーを作ったのです。
いくらいつでもやろうと思えばできる掃除でも、そう簡単に毎日いろいろな所をできていたら、大掃除何か必要ありません。
日々の生活ではできないから、大掃除というイベントを使ってやっているのです。
だからといって、ここまでリスト化したのに、何も進められないでいると自暴自棄になるという悪循環を生みます。
だから5分掃除で済む所は5分掃除のカテゴリーに入れます。
そうすることで、忙しい日でも5分だけ時間を割けば、その日大掃除というイベントをやったことになります。
要は気の持ちようなのかもしれませんね。
でもそれが次に繋がるなら私はいいと思います。
家族を巻き込む
何度も言うようですが、大掃除をやらなきゃと思うと嫌な気持ちになります。
でも家の掃除なのですから、1人でやることはないのです。
そこであえて家族を巻き込みます。
我が家の場合、みんなが集まるリビングや直置きになっている物が多い脱衣場やお風呂場を巻き込もうと思っています。
どちらもみんなで使う所です。1人でどうしようと悩むことはないのです。
リビングの場合、お客さんが来る日はとりあえず邪魔な物は見えない所にどかしてその場をつくろい、帰ったらまた元の散らかった状態に戻ってしまいます。
この状態を何とかしなくてはとわかっていても、自分の物だけじゃないので、どうしていいのか考えているところです。
風呂場の場合アメニティーグッズがバラバラで統一感がないため、何となく散らかった印象を持ちます。
スッキリさせたいけど、私と母と夫の使っている物が違います。
夫はボディーソープ派、私と母は石鹸派です。
さらにそれぞれお気に入りの石鹸を使用しているので、まとまりません。
このようなことは話合って解決していく必要があります。
後付けラックなどに収納するのか、アイテムを減らして同じデザインのボトルや石鹸置きに統一するかなどなど。
1人で考えてやるよりみんなで話合う方が、自分だけでは思いつかないアイデアを得ることができます。
何事もそうですが、1人より2人、2人より3人といると、意見の相違はもちろんありますが、新たに覚える事や、自分にはない考え方を知ることができるのがとても楽しいです。
そしてあえて誰かを巻き込むことで自分1人でやるということがなくなります。
ぐんと速いスピードで作業が進むのです。
無理に1人で何とかしなきゃという考えは捨てましょう。
家族を巻き込む
大掃除なのにお楽しみってどういうこと?と思いますが、例えば花壇に新しい花を植えるとかスパイスを揃えるといったことです。
例えば私の場合ですが、雨の日に大掃除には向いていませんが、お気に入りのスパイス置き場をキレイにすることはできます。
スパイス置き場の棚を拭き、足らないスパイスを足せばいいのです。
それだけで見た目も気分も変わります。
天気が悪い日に限りません。天気が良くても気分がのらない日もあります。
だったら好きな庭いじりで、花を1株買って植えてみる。
やりだすと、周りの雑草とか抜きだしたりして、結局以外とできてしまう物です。
それだけで達成感が生まれます。
私は食器棚の中でも箸やスプーンが置いてある棚をキレイに整理整頓したいです。
それもリストに入っています。
それをやることは面倒というより、すぐにでもやりたいことなので、気分がのらない日のためにあえて取っておきます。
だって元気な時は多少めんどくさい掃除でも、すんなりと行動に移せるからです。
でも人間ですから、忙しくないただの休日でも気持ちがのらず行動に移しずらい日もあります。
そのためにお楽しみを作っておきます。
ここで疑問が。
苦じゃないのなら、何で大掃除のリストにあるの?と思うかもしれません。
確かにそうでうすよね。
これはとても簡単なことで、忘れていたからです。
日々の生活に追われていると、ちょっとしたことは後回しになっていきます。
頭の中では「いつかやらなきゃな」と思うのですが、「いつか」と言っているうちはやらないで終わってしまうものです。
そして忘れていきます。
だからあえてリスト化し可視化していきます。
書いていくうちに、「あっそうだ食器棚整理したかったんだ~!」というぐあいで思い出したから、それをリストに入れたという感じです。
レ点を付けて進行状況をわかるようにする
掃除に限らずですが、進行状況をわかるようにすることでモチベーションを上げることができます。
これはレ点でなくても、やった掃除は横線で引いて消すという方法ややったことを手帳に書いていくという方法もあります。
どんな方法でもいいと思いますが、パット見て達成感を味わえるということが大切だと思うのです。
私は赤ペンでレ点を付けていきます。
そうすると赤いレ点をどんどん増やしたくなっていきます。
このようにちょっとした工夫で簡単に苦なく大掃除に取りかかりたくなるのです。
実際にやってみてわかることがある
私が始めに取り込んだ掃除は浴槽の鏡でした。
だいぶほったらかしになっていて気になっていたので、今回の大掃除リストに入れました。
実際にやってみると作業自体は簡単、でクエン酸水を鏡にスプレーしてキッチンペーパーとラップでパックして置いておくだけです。
その間私は他の用を済ませることができますし、のんびりとお茶を飲んで過ごすということもできます。
ただ、我が家の風呂場の鏡はだいぶ汚れが蓄積していたと見え、1回では落としきれませんでした。残念。
でもこれでわかったことは悪いことだけではありません。
作業が簡単なので、いつでもできるということです。
しかも天気も休日かどうかも関係なく!
仕事の日でもみんなが入浴が終わった後に一晩そのように置けばいいので、1週間に1度やることが可能だとわかりました。
このように、実際にやってみたことで、大掃除のイベントに当てはめなくても、普段からできることがあるのだとわかります。
となると風呂場の鏡の掃除は大掃除リストから外れます。
他にもこんな変化があります。
5分掃除の中にコンロやシンク周りがあるのですが、今これは現在進行形でやっている掃除です。
我が家では空き缶や牛乳パックを洗って水を切ってから資源ゴミとして出しているのですが、水を切るのに、シンク周りに牛乳パックやらを直に逆さにして置いていました。
もちろん直に置くのですから、あっという間に汚れていきます。
シンク掃除は以前よりマメになり、排水溝はいつもキレイになったのですが、周りがこれでは衛生上良くないですよね。
物の置きっぱなしというのは、衛生上はもちろん、見栄えがとにかく悪い。
でもそこの5分掃除を始めたことで、キレイな範囲が増えていき、そこにはもう何も置きたくないという気持ちになります。
牛乳パックをちょっと乾かすことですら嫌になります。
じゃあ、今まで置いてあった物や、空き缶や牛乳パックを乾かすにはどこでやればいいの?
それはちゃんと居場所を作ればいいのです。
まずその場に必要な最低限の物だけに絞ります。
食器洗いの洗剤と食器洗いのスポンジ、シンク洗いのスポンジ
この3つで十分なのでは?とわかりました。
今までハンドソープがシンク周りにありましたが、料理する前は洗面台で手を洗っているし、ゴミ箱は足で踏んでフタを開けるタイプの物なので、手を食べ物以外で汚すことがありません。
必要最低限に絞ると、それだけで周りがスッキリしますし、アイテムの数が少ないことで、収納スペースを作ることが簡単になります。
そして空き缶や牛乳パックの水を切る時は水切りかごを使うことにしました。
シンクの端に引っ掛けて使うステンレス製の物です。
取り外しはシンクにまたがるように置くだけなので、水を切りたい時にそれを使って、使わない時は後ろのラックにしまう。
これだけでシンク周りの汚れ方がだいぶ軽減されました。
そして1度5分掃除でキレイになった所は、日々の簡単掃除でキレイを維持できます。
キレイの維持のためにも物を直置きしない!というのは鉄則ですね。
大掃除に計画を立てるなんて面倒だと思うかもしれませんが、まずは箇条書きでノートにやりたい所をどんどん書いていくことから始めてみてください。
ただひたすら書いていくうちに、思いもよらない発見や以外とできるんだ!ということが増えていくことに気がつけますよ!
何事も行動に移せるかどうかです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。