大掃除をイベントとして捉え、ただいま実行中の私ですが、実は以前から気になっている所がありました。
それは壁掃除です。
以前テレビでやっていたのですが、アレルギーが酷く、家に入ると咳がでてなかなか止まらないという子供達。でもそこの家は毎日お母さんが欠かさず掃除をしています。
なのに子供たちの咳は止まらない。
でもあることをしたら咳が治まったそうです。
それは壁を掃除したことでした。
壁なんて普段掃除しないですよね。
そこまでやるのは、さすがに無理だよな~と思いつつ、実際にやってみました。
そのやり方とその後どうだったかをご紹介します。
壁掃除のやり方
壁掃除のやり方
使う物は乾いたタオルです。
それを折りたたみ、片手で持ちます。
そして上から順に横方向にゆっくり動かして拭いていきます。
イメージは一直線にゆっくりとタオルをスライドさせていく感じです。
やり方はとても簡単ですが、ここでいくつか注意点があります。
埃はとっても軽いので、速く動かすと舞い上がってしまい、結果拭き取れないということになります。
そのためゆっくり動かすことが大切です。
そして拭く方向は1方向にすると上手くいきます。
例えば左から右へ進みその下をやるために、右端までいったからといってそのまま右から左に拭こうとすると、せっかく拭き取れた埃をまた壁に付けてしまうことがあります。
これは実際にやってみてわかったことです。
なので、左から右へゆっくりと一直線に動かしたら、次下段を拭く前にそっとタオルを壁から離し、上段をやったように左から右へと拭いていくと良いと思います。
そして掃除なのに?と思うかもしれませんが、壁拭きをする時は窓は閉めた状態でやってください。
これもまた空気の移動で埃が舞いやすくなるのを防ぐためです。
私はハウスダストが苦手なのでマスクをしてやりました。
拭いた後は一度退散、埃が落ちるのを待つ
壁を一通り拭けたら、一度部屋を出て埃が落ちるのを待ちます。
私はゆっくりコーヒーを飲んだり、他の家事を済ませたりマンガを読んで過ごしてました。
何かやっていれば時間はあっという間に過ぎていきます。
ただ何時間も埃が落ちるのを待つのは時間を無駄に使っているようですし、退屈ですよね。
そのためにも、壁掃除は朝1番でやってしまい、それから他の用をするようにしています。
また朝1でやる理由は他にもあり、埃は夜中の寝静まった時に落ちていくそうです。
寝ている時は動きが少ないので埃が舞い上がりませんものね。
床をモップ掛けしてから掃除機をかける
数時間経つと、埃が落ちているのがわかります。
特に我が家は冬でもないとカーペットを敷かないので、フローリングはとても目立ちます。
それらを見ると、掃除機をかけてキレイにしたくなるものですが、まずは静かにモップで埃を取りましょう。
掃除機をかける事は私は好きです。
一気に埃を吸い込んでくれて、ビフォーアフターがわかりやすいところが大好きなのですが、そこは一度ガマンしてください。
ここで掃除機をかけてしまうと、せっかく落ち着いた埃がまた舞い上がってしまうからです。
丁寧にモップ掛けをしましょう。
まだモップ掛けでも窓は開けません。辛いとは思いますが、もう少しの辛抱です。
掃除機で床を一掃!中央からかけると漏れがない!
続いてやっと掃除機の出番です。
掃除機は端から掛ける方多いと思います。私もそうでした。
が、埃は端に寄っていくので、あえて中央からかけるといいそうです。
埃は隅にかたまりやすいそうで、先に中央からかけて後から端や四隅をかけると埃の摂り逃しを防げるそうです。
そしてもう1つ掃除機をかけるポイントがあります。
それは、押す時よりも引く時の方が吸い込む力が強いということです。(全てがそうではないので、説明書とう確認してください。)
忙しいとついつい掃除機を速く動かしてましたが、ゆっくりと吸い込む力を感じながら自分側から押したら、その押した所を手前に引いてかけることで、よりキレイに掃除機をかけることができるそうですよ。
せっかく壁掃除をしたのですから、ここは丁寧に最後までやっておきたいところですよね。
実際にやってみて感じたこと
やった後がすごい!キレイになったことがわかる
作業自体は1部屋1時間も見れば終わらせることができます。(待ち時間は含まない)
我が家はそんなに部屋があるわけではないので、1日にやる壁掃除を1個のみとすれば、1週間もあれば家中の壁はキレイになります。
そして壁掃除をやることの最大のメリットはここからなんです。
壁掃除はやっている時は果たして本当にこれでいいのだろうか?と何度も感じますが、次の日の床に落ちる埃の量が激減することで、実感できます。
特にフローリングの部屋はわかりやすいです。
壁に埃がついていて、それが日々落ちているというのは、本当なんだ~と実感できました。
壁掃除をすることで、日々の埃の量が変わり、アレルギー体質の方にはお勧めの掃除だと思います。
壁掃除をマメにするのは難しい?
一度やると、掃除自体は比較的簡単だとわかります。
だからといって月1やれと言われると・・・私はできないです。
やっぱり大掃除というイベントだからやっているのだと思います。
でも壁を無理にマメにやらなくても、例えばカーテンレールやタンス、ラックなど手の届きやすいところはマメにできます。
マメというのは毎日という意味ではありません。
例えば今日は休みだから寝室の掃除をしよう!と思った時のついでに拭いたり、寝室の掃除をしっかりやらなくても、「今日は物の上を軽く拭くかな~」ぐらいでもいいのです。
それがやっていくうちに、だんだんとマメになっていきます。
だからといって始めからマメにやらなきゃ!と思う必要はないと思います。
これは自分自身がそうだったからわかります。
やらなきゃいけない、やった方がいいとはわかっているけど・・・という感情が私のいろいろな行動を制御してきました。
その自分に気づいてからは、「無理にキチンとやらなくてもいいのだ」と自分に言い聞かせるようになり、そうしたら今度はいろいろな事が行動に移せるようになりました。
できるようになるというのは、何もプロ級にやれるということではありません。
行動に移せるかどうか?だと思います。そして一歩踏み出せることはとても重要だと今では実感しています。
行動に移せることで頭が活性します。
やっていくうちに新たな気づきがあり、次に生かせます。
だんだん要領よくできるようになっていく自分に気がつけます。
私にとっては壁掃除は1年に1回で十分としています。
でも、もしかしたら、あなた自身は壁掃除にハマるかもしれません。
そしてもっといい方法で短時間で簡単にできるようになるかもしれません。
でもそういうことも含め、まずはやってみないとわからないのです。
まずは一歩踏み出してみましょう。
壁に付着した埃は見えずらい
壁掃除を開始してまず始めに感じたことですが、壁には埃がたくさんついているはずなのに、やっている時は果たして汚れが本当に落ちているのかどうなのかわかりずらいということです。
キッチンなど油汚れが飛んで、そこに付着した埃は目に見えてわかりますが、寝室や書斎は全くと言っていいほど壁に付いている埃はわかりません。
テレビでは特殊なライトを壁に照らし、埃がたくさんあるのを見えるようにしていました。
でも一般の家庭にそんなライトはないので、壁に埃がたくさんついているだろうで掃除をしている状態でした。
わかりずらいから掃除をしていても「果たしてこれでいいのか?この速度で埃は舞い上がっていないのか?」とやっていくうちに不安になります。
でもそう思ったら拭いていたタオルを見てください。
「あっ埃がついてる!」と気がつけます。
そして「あ~やっぱり壁に埃がついてるんだ~」と確認できたところで、再び地味~な作業を再スタート。
ただ角度や場所によって埃が見える所もあります。
どういうわけか壁に付いている埃を発見した時、ちょっと嬉しかったです。
埃が見える所は拭いた後埃が取れているのがわかるので、掃除をやったという達成感を得やすいです。
そうこの達成感が壁の掃除では水周りなどの掃除と比べると得ずらいという点があります。
壁掃除前はできるだけ物をどかしておく
壁掃除をする前はできるだけ物をどかしておくことをお勧めします。
物があると邪魔だからという理由はもちろんありますが、上記で説明したように、壁掃除はとても地味でやっている時は果たしてきれいになっているのかどうかもわかりずらい掃除です。
そんな掃除をしている時に、タンスやラックなど埃が溜まりやすい所を目にした時についついそこを拭いてしまいます。
そして「あ~キレイになった~」と気持ち良くなりますが、使っていたタオルが汚れます。
それで再び壁を拭くのはだいぶ抵抗があります。
キレイにするどころか、汚れを拭き付けていく感じです。
もちろんタオルのその面は使えません。
「タンスの汚れを拭いている場合ではなかった。今は壁の埃を取っていたのだ」と後悔・・・。
わかっていながら、私は寝室の壁の掃除の時に何度も同じ過ちを繰り返しました。
何で同じことを繰り返すのだろう?と考えた時に、どかせる物をどかしておけば良かったのだと気がつきました。
そもそも私は弱い人間。いろいろな誘惑に今まで何度も負けてきたではないか!
だったらそういう物は始めからどかしてしまえばいいのです。
ただもちろんどかせない物もあります。
カーテンレールもそのうちの1つです。
そしてついつい拭いてしまう。
それらの対策には、壁掃除をする前日にある程度やっておくのがいいのだと思いました。
普段の寝室掃除の時に拭き掃除で済む所はやっておけばいいのです。
1つの部屋ならほんの数秒で終わります。
何も一度に全ての部屋にある物を拭こうとしなければ、負担になりません。
他の誘惑が無ければ、壁掃除だけなら一部屋なら数10分で終わらせることができますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。