家計簿を始めたきっかけ
私がやっていたことと言えばレシートを財布に入れっぱなしにしないことぐらいで(これもお金のある人がやっているとよく聞いたもので)お金持ちのマネをすれば金持ちに近づけるんじゃなかろうか?との安易な考えでした。
まあもちろんレシートを捨てたぐらいで借金が無くなったわけではありません。
でもこの状況を打開したい!
風水生活を始めた大きな理由の1つに借金を無くすことがあるからです。
そこで最近始めたのが「家計簿」です。
本やテレビで家計簿を付けるとお金が溜まるというフレーズをよく見聞きします。
正直に言うとほとんど信じてませんでしたが、成功者に学ぶのは大切なこと。
そして家計簿を付け続け1年経過し、成果が実感できるようになりました。
何で今までやらなかったのだろう?と後悔していますが、始めるのはいつからでも良い!気づければいいのです。 成果が出るまでの経過をまとめてみました。
まずは簡単に レシートは貼るだけ家計簿
今まで一度も家計簿をやってみよう!と思わなかったわけではありません。
100均で買ってみて付けてみたことはありましたが、とにかく続けられませんでした。
そう、このものぐさな性格がいろいろな事を邪魔していたのです。
でも今は風水生活を始めたきっかけとなっている「メラニンスポンジの5分掃除」のおかげで、継続できる力がどれだけ大きな成果を生むのかを体験しているので、まずは習慣化することを目標にやってみました。
つまり家計簿としての効果はとりあえず置いといて、家計簿を付け続けることが習慣化できることを目標としたのです。
そもそもレシートの内容を書き写すことがめんどくさかったので、まずは使っていないノートにレシートを貼るだけという簡単な方法にしました。
ここで私はあえて使いかけのでも今は使っていないノートを選んだことです。
何かと中途半端になってしまいがちなこの性格は買ったノートも中途半端で使わなくなり、眠っている状態。そういうのが何冊もありました。
どういう風に付ければ自分にとって一番わかりやすく効果が得られる家計簿になるのかなんて、やっていない私にはわかりっこないのです。
だから何かのやり始めは中途半端なノートやルーズリーフを使うようにしています。
そしてレシートを貼るだけの簡単な家計簿ですが、味噌はスーパーAよりスーパーBの方が安いというように、まったく家計簿をつけてなかった頃を思えば、見返すことができるようになりました。
ただまだまだこの段階では効果は出ません。
またレシートを貼るだけという単純作業のため、1週間ぐらいレシートを溜めるようになってしまい、まあそれでも継続はしていましたが、本来毎日マメに付ける家計簿の方法とはだいぶかけ離れてしまいました。
把握したければ書くのが一番
レシートを貼るだけという方法は本当に簡単ですが、今となっては貼るだけの家計簿は家計簿としての機能は満たせてなかったと感じています。
勉強と同じでアウトプットすることに意味があると思うからです。
書くことで買った物以外に、スーパーなどでその物を手に取る前に考えていたことも再認識できます。例えば「明日夕飯は夫と一緒に食べられるから、もらった日本酒を飲もうかな?じゃあ、そのつまみにシシャモを焼こう」とか「明日のお昼はラーメンにしようかな?ここはメンマを贅沢にしよう」といったように、その時の感情も再び出てくるのです。
以前は「何でこれ買ったんだっけ?」ということが多くありました。
もちろん食べるために買ったわけですが、冷蔵庫に入れたらそのまま忘れてしまったということがよくありました。
でも家計簿を書いて付けるようになったことで、ひと月分見開きのページで収まるようになりました。これはレシートを貼るだけの家計簿ではできなかったことです。
するとそこを開けばその月の全てがわかるので、買った物を常に把握できるようになり、食品の無駄が無くなりました。
書き方ですが、私はカテゴリー別に分けて書くことはせず、ただひたすらレシートに記載されている順番通りに書いています。
なぜこの方法を選んだかというと「習慣化するまで継続するため」です。
でもカテゴリー別にしなくてもこのやり方で月を把握するのは充分だとわかりました。
今もこのやり方は変えていません。
レシートの書かれた物をひたすら書き写す。書き写したらそのレシートはすぐ捨てる。毎日やることで、5分かからないで終えることができます。
これは毎日の掃除と一緒で、毎日やることで自分への負担が軽減されます。そして習慣化することで「めんどうだな」という考えなくなります。
年にかかる出費と収入を記載する
ただレシートを順番に書き写すだけの家計簿を1年やってみて、新たな気づきがありました。
それは年間の出費がわかるようになったことです。買い物だけでなく、例えば固定資産税や家の保険、車検など頭でわかってはいても、年間の出費として見えるかしておく必要があるのです。
そこで月毎に家計簿を付けていたのはそのままで、別のページに出費の年間スケジュールを作ってみました。
ノート見開きで使い、一目で何月にどういう出費があるかがわかるようにしたのです。
次に年間出費スケジュールを我が家の収入と照らし合わせます。
「今年は家の保険の更新をしなければならないから、この月までに〇万円必要。となると私のボーナスをここに充てるか」と計画を立てます。そしたらその立てた計画を必ず書きます。
なぜ計画を立てそれを書く必要があるのか?
だってそうしないと使ってしまうから!
固定資産税は毎年のことですし、家の保険だって車の保険だって車検だってあることは頭でわかっています。
なのに毎回慌てるのです。
そう、私は自分の愚かさと弱さを家計簿を付けたことで自覚できたのです。
家計簿を付けるにあたって大事なこと!「収入と支出の見える化」です。
それをすることで、どのタイミングで貯めていけば無理せず支払ができるか?ということがわかってきます。
それがわかることで、我慢するだけではありません。無駄遣いをしても大丈夫な月もわかってくるのです。
今まではずっと「支払に慌てるのはお金が無いからだ」と思っていました。
でもそうではないのです。
お金を使っている時はこれから肝心な支払があることを忘れていて、後から肝心な支払慌てる始末。そしてお金を使っていたにも関わらず「高価な物は買っていない」とかたまに「外食するぐらいいいじゃん!」とかを言い訳にし常にお金が無いと思っているのです。
確かにお金に余裕があるわけではありませんが、収入と支出のバランスやタイミングを見える化することで、大きな支払に対し慌てることは無くなりました。
慌てなくなることで気持ちに余裕が生まれました。
収入を増やそうと考える
見える化をしたことで変わったことはまだあります。
それは収入を増やそうと思ったことです。
今の生活よりもうちょっと楽な暮らしになるにはどうしたらいいのだろうか?
節約という方法もありますが、風水生活を始めて目指したことは「豊かな生活」です。
家計簿を付けてみて月々あとどのくらいあればゆとりが生まれるということもわかるようになりました。
ゆとりというのは月に何万円もアップしなくても良いのです。
今より月に1万円上がればそこにゆとりが生まれます。
以前の私ではこの考え方は全くもってありませんでした。
豊かな暮らしをするには年収1千万越えとか俗に言うお金持ちの人の話だろうなんて本気で思っていました。
でも違うということがわかりました。
お金持ちにならなくても豊かさを手に入れることはできます。
例えば今私は花壇をお花でいっぱいにしたいと思っています。
ただ去年の反省を踏まえ、今年はまだ花壇に手をつけてません。
草むしりはしています。
家計簿の年間スケジュールで花壇にお金を掛けられる時期がわかり、そのタイミングで季節にあった花を植えようと思っているからです。
それをやることを考えるととてもワクワクします。
また去年お金持ちのマネをしようと思って紅茶を休憩の時飲んでいました。
今年はティーポット、カップ、ティースプーンとうお気に入りの物を買いたいと思っています。
これもまた考えるだけで気持ちが上がります。
このように私はやりたいことを考えて実行するための計画を立て、現実的になるだけでとても気持ちが上がり、ワクワクしたり幸せな気持ちになります。人それぞれ思考とう違いますが、これって豊かさではないでしょうか?
風水生活を始めて新たにできた楽しみ。
これを続けていくには生活費を切り詰めるという方法もありますが、収入を増やすというのも方法ですよね。
収入を増やすのは言うだけなら簡単ですが現実にどうするの?
これも考え方次第だと思います。
いきなり年収1千万にするには?と言っているわけではないのです。
まずは月1万円アップするには?と考えてみたらどうでしょうか?
実際に私は基本給が1万円近くアップしました。
私の勤務先は国家資格などを取ると基本給を上げてくれます。
このように会社によってはスキルアップなので昇給してくれる所があります。
スキルアップしても給料が変わらない所ももちろんあります。
以前いた会社はそうでした。
それであれば自分のスキルをしっかり磨いて今いる所より給料が良い所へ転職するという方法もあります。
ただ転職はやった以上によっぽど収入がアップしないと私はお勧めできません。
元々人間関係で悩んでいて体調にまで影響が出ているとか、自宅から勤務先まで何時間もかかるとか、今にも会社が倒産しそうとかなら話は別ですが。
転職までしなくても、今はダブルワークを認めてくれる所が増えてきました。
私のいる所はダブルワークOKです。
なので私は自宅でできるアフリエイトをやっています。
また去年カラーセラピストの資格を取ったので、それを生かし副業を始める予定です。
このようにまずは1万円アップするには?と考え、達成したら次の目標というように一歩ずつ階段を上っていくつもりでやると、いずれ大きな目標も達成できると思います。これは風水生活を始めて気づかされたことです。
家計簿をつけるといろいろ見えてくる
最後になりますが、家計簿をつけることでいろいろな事が見えてくるとわかりました。
月々の出費でもカテゴリーで分ければ食費、交際費、備品、光熱費などとなりますが、書くことで反省ができ次に生かせます。
収入と出費のバランスやタイミングを見える化することで、大きな支払でも慌てることなく準備できます。
切り詰めるだけでなく、余裕のあるタイミングも気がつけます。
そこで自分へのご褒美に浮いた分を趣味に使えます。
家計簿をつけるのはあ節約だけが目標だと今まで思っていましたが、ゆとりを知る手がかりになるのです。