紅茶を淹れて気持ちをリフレッシュ
紅茶の魅力にとりつかれてから、家で紅茶を淹れることが楽しみになりました。
もちろん美味しさを知ったというのも要因の1つですが、茶葉を入れてお湯で蒸らす時間が何とも心地良いのです。
たぶん紅茶を淹れる前に午前中の掃除を全て終わらせてたり、副業をきりつけたりと、何か用を済ませてから一息入れるために紅茶を淹れているので、そんな気分になれるのだと思います。
今まではコーヒーが休憩時間のお供でしたが、コーヒーを飲む時間は朝になりました。
欲張りな私は緑茶も紅茶もコーヒーも全部漏れなく飲みたいので、起床して歯磨き後にまず緑茶を1杯、朝食後にコーヒーを1杯、休憩時間に紅茶を1杯といった感じで今は過ごしています。
紅茶は香り、風味はもちろん何が魅力なのか?とふと思ったのは、茶葉を蒸らす待ち時間だと思います。
実は昔の私は待つことが苦手でした。
特にじっくり待つことができず、いわゆるせっかちという奴です。
何でも早くこなすことが良いと思っていて、もちろん仕事ではそこを評価してもらえましたが、私生活までとなると、周りとぶつかることは多々ありました。
このせっかちな性格が落ち着いてきたのは結婚してからです。
きっかけは料理でした。
私達夫婦は私より夫の方が料理が上手です。
夫は仕事の都合で独り暮らしが長く自炊してたし、もともと料理が好きというのもあって苦じゃないそうです。
それに比べ私は料理が苦と思ってました。今は少し改善されましたが、夫程料理愛はありません。
だから独身の時の私が作った料理は、今では考えられないほどまずかったと思います。(当時はそれで良いとしてたので、まずさがわかってませんでした。)
だって何もこだわりが無いし、即食べられるということを優先していたからです。
でも外食して出されてた物にはうるさかったです。
お金を出すのだから、それなりの物を食べさせてくれ!という考えだったので。
何故私の料理がまずかったのか?それは待つができない性格だったからだと思います。
他にももちろん要因はありますが、このせっかちな性格が美味しい物を作るには多いに邪魔をしてました。
夫と結婚し、お互いの価値観、今まで生きてきた環境とう違いは多々ありますが、夫の性格が穏やかだったことが幸いでした。
夫が作る料理を横から見てみると、私では手間で絶対やらない事をちまちま(言い方は悪いですが、結婚当初はそう思ってました)としていました。
「えっ!こんなことするの?ここ時短できないの?」と質問したことがあります。
「それじゃー美味しい物はできないんだよ。美味しいの作るから待っててね。」と言われ、確かに夫が作る料理はお店の味みたいに美味しいです。
「そうか、美味しい物を作りたかったら大切な時間なのか」と私は気づかされました。
そこから私は少しずつ待つことができるようになりました。
やっぱり美味しい物が好きだから!
だいぶ話がそれましたが、「紅茶を美味しく飲みたい」という思いがあるので、蒸らしている間の待ち時間が、今はとても幸せな気分にさせてくれます。
そしてこの待ち時間が気持ちを切り替えるきっかけに今はなっています。
嫌なことを引きずらないためのリセットタイムのような。
アンガーマネージメントの研修でならった「6秒待つと怒りが治まる」に何となく共通する所があるような気がします。
茶葉を蒸らしている間に良い香りが漂ってきて、さっきまでイライラしていたことをふと忘れさせてくれます。
イライラしているままでは、次に良いアイデアや思考は生まれません。
これは最近風水生活を続けてきて感じたことです。
紅茶は淹れるところから気持ちを落ち着かせてくれるんだとわかりました。
早く高級茶葉を買えるようになりたい!
最後まで読んでいただきありがとうございました。